HOME » iLoan Calc » 使用例: 返済方法の比較

使用例: 返済方法の比較

具体的な例を通して、iLoan Calcの使用方法をご紹介いたします。


なお、ローンの借り入れ、返済方法に関してのコメントは、あくまでもNatsuの個人的意見です。実際にお借り入れの際には、iLoan Calcを利用して十分検討の上、ご自身での判断をお願いします。

今回のテーマは「元利均等返済と元金均等返済の比較」です。

ご存知だとは思いますが、一般的なローンの返済方法には2種類の方法があります。

元利均等返済 月々の返済額を一定とします。返済開始直後は、利息分の割合が多く、返済が進むにつれ、元本分の割合が増えていきます。
元金均等返済 返済時の元本充当分を一定とします。利息分が多い最初のうちは月々の返済額が高くなり、返済が進むにつれ月々の返済額が少なくなっていきます。

住宅ローンでは、ほとんどの銀行でこの二つの返済方法から選択が可能となっていると思います。

それぞれの方法で、返済額や利息分にはどのように違いが出てくるのか、iLoan Calcで二つの方法を比較し、それぞれの特徴をみてみましょう。

ローン条件

元金均等

  • 借り入れ額合計:3000万円
  • 金利:固定 3.30%
  • 期間:35年
  • 返済方法:元金均等
  • ボーナス払い:なし
  • 繰り上げ返済:なし

iLoan Calc 元金均等 設定

ローン条件の設定が終わったら、「元金均等」という名前で保存しておきます。

元利均等

  • 借り入れ額合計:3000万円
  • 金利:固定 3.30%
  • 期間:35年
  • 返済方法:元金均等
  • ボーナス払い:なし
  • 繰り上げ返済:なし

iLoan Calc 元利均等 設定

同様に、返済方法のみ元利均等に変更したものを、「元利均等」という名前で保存しておきます。

返済方法の比較

さっそく比較結果を見てみます。詳細は、試算結果画面でも確認できますが、一目でわかるグラフを用いて確認してみましょう。

比較データの選択

比較画面を表示し、右上の「比較先」ボタンをタップすると、比較先データを選択することができます。ここで、先ほど保存しておいた「元金均等」を選択します。

元金残高の推移

iLoan Calc 元利均等・元金均等 残高推移

まずは、元金残高の推移を見てみましょう(グラフ上)。

元利均等返済(オレンジ)の場合、返済開始当初は、利息分が多いため、なかなか元金が減りません。
それに対して、元金均等返済(水色)の場合、毎月同じ金額の元金を返済していくため、残高は一直線に減っていきます。

また、元金均等返済の方が、総支払額、利息分も少ないことがわかります(グラフ下)。
これは、元金の減りが早い分、利息を少なくできるということです。


月々の返済額の推移

iLoan Calc 元利均等・元金均等 返済額推移

次に、月々の返済額をみてみましょう(グラフ上)。

元利均等返済(オレンジ)の場合、返済期間を通じて、返済額が常に一定であることがわかります(ただし、固定金利タイプ以外の場合には、金利に応じて返済額も変動します)。
一方、元金均等返済(水色)の場合、返済開始時が一番高く、返済を進めるにつれて、月々の返済額も減少していきます。

下のグラフには、月々の返済額の平均と最大が表示されています。
元金均等払い(水色)を選択した場合、返済開始時には15万円以上を支払わなくてはいけないことがわかります。


最後に

元金均等返済の方が、利息分は少なくなります。もし、当初の返済額が問題ないのであれば、元金均等返済の方が(総支払額から見たら)有利であると言えるでしょう。しかしながら、返済当初の負担は大きくなってきますので、注意が必要です。

一方、元利均等返済は、毎月の返済額が一定なので、資金計画が立てやすいでしょう。また、当初の返済額が少なくて済むため、年収に対する返済割合を少なくすることができます。そのため、元金均等返済よりも、多い金額を借りることが可能となります(年収に対する負担率が一定だとした場合)。

iLoan Calcを使うと、このように、簡単に返済方法の比較を行うことができます。

新規ローンの借り入れや、ローンの組み替えを検討されている方は、ぜひ、この機会にiLoan Calcを利用して将来の見通しをたててみてください。